こんにちは、おざわ歯科です。

私たちは日々、患者様のお口の健康と真剣に向き合っています。
なぜなら「噛む」という行為は、生きることそのものであり、人生の質(QOL)を大きく左右するからです。

歯を失ってしまったとき、「まだ噛めるから大丈夫」とそのままにしてしまう方は少なくありません。
しかし、歯の欠損は噛む力の低下だけにとどまらず、隣の歯の傾き・噛み合わせの崩壊・顎骨の吸収・顔貌の変化・全身的な栄養状態への影響など、長期的に見ると大きなダメージにつながります。

歯を失った瞬間から、口腔内の“時間”は静かに動き出します。
その進行を止め、健康な未来を取り戻すための選択肢のひとつが インプラント治療 です。

インプラントが選ばれる理由
—「噛める」を取り戻すだけでは終わらない治療—

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋入し、その上に人工歯を装着する治療法です。
天然歯の構造を可能な限り再現するため、噛み心地・機能回復・見た目の自然さに優れています。
● 周囲の歯を削らない
ブリッジのように健康な歯を犠牲にする必要がなく、
“今残っている歯”を守りながら治療できます。

● 顎の骨を守る
噛む刺激が骨に伝わるため、骨吸収の抑制が期待できます。
入れ歯では得られないインプラントの大きなメリットです。

● 自然な見た目
歯肉との移行部も自然に仕上げられるため、審美性を重視する方にも選ばれています。

ブリッジ・入れ歯との比較

—それぞれの治療に“役割”があります—
もちろん、治療法に優劣があるわけではありません。
大切なのは、患者様のライフスタイル・口腔内の状態・健康状態に合った治療を選ぶことです。

• ブリッジ → 両隣の歯を削り負担をかける
• 保険の入れ歯 → 金属バネの見た目や装着感に違和感がある場合も
• 自費の入れ歯 → 快適さやフィット感を高めた選択肢もある

おざわ歯科では、インプラントだけを勧めるのではなく、すべての治療法のメリット・デメリットを丁寧に説明し、患者様と一緒に選ぶことを大切にしています。

インプラント治療の “質” を支えるのは、診断と設計力

インプラント治療は「埋めれば終わり」ではありません。
むしろ最も大切なのは 術前の診断と治療設計 です。

•  CT で骨量・骨質・神経の位置を精密に確認
• 噛み合わせ(伵合)を医学的に分析
• 必要に応じて歯周病治療やむし歯治療を事前に実施
• 骨とインプラントが結合する治癒期間を丁寧に管理
• 装着後は定期的なメンテナンスで長期的にサポート

これらすべてが積み重なり、長持ちするインプラント治療につながります。
さらに当院の院長は、歯科医師へ向けたインプラント講師としても活動しており、常に最新知識と技術を研鑽しています。その技術を地域の患者様へ届けられることは、私たちの誇りです。

治療のゴールは “噛めるようになること” だけではありません。
私たちが目指すのは、
「その人が、その人らしく食べて、話して、笑える未来」を取り戻すこと。

• 美味しいものを思い切り噛みしめられる喜び
• おしゃべりするときに手で口元を隠さなくていい自信
• 家族と囲む食卓に戻るあたたかさ
• 旅行や外食を心から楽しめる自由

歯を失ったとき、多くの方が“我慢”を覚えます。
インプラント治療は、その我慢を終わらせ、人生の楽しみを取り戻すための治療でもあるのです。

最後に — 迷っている方へ

「痛そう…」
「高額だから不安…」
「本当に自分に合っているのかな…?」
そんな不安を抱えるのは当然です。
だからこそ私たちは、十分な情報提供とカウンセリングに最も時間をかけています。

迷っている間に口腔内の状態は少しずつ変化します。
一度ご相談いただければ、あなたの未来に最適な選択肢を一緒に考えるお手伝いができます。

どうか、お一人で抱え込まないでください。
あなたの「噛める・話せる・笑える」を守るために、専門的な知識と丁寧なサポートでお迎えします。